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「外資系投資銀行のエクセル仕事術」に学ぶ!徹底的なエクセルのコツ!

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こんにちは!
先日「外資系投資銀行のエクセル術」
という本を読みました!
 
 
非常に勉強になったのでシェアしたいと思います。
この本の著者はモルガンスタンレー証券に新卒で入社し、のちに転職しエクセルのセミナーを開いたところ大盛況でこの本の執筆まで至ったそう。
 
小手先のエクセル術、例えば関数とかマクロの知識、は一つも載っておらず、いかに組織として個人として作業を円滑に素早く行うかみたいなことが書いてあります。
 
世の中に複雑なエクセルテクニックをうたった本が多い中、違った切り口からエクセル術を教えてくれる本になってます。
 
この記事では、この爆発的に勉強になる本の内容に関して簡単にシェアしていきたいと思いますので良ければ見てみてください!
 

Contents

第1章・2章 組織・チームとして効率を上げる

ここでは外資系投資銀行におけるExcelフォーマットの重要性について書いてあります。
 
普段私たちはなにげなく自己流のExcelファイルを作っていないでしょうか?
他人からもらったExcelファイルが複雑で解読に時間がかかった経験はないでしょうか?
 
このような管理は、もちろんの時間のロスも生み出しますが、同時に計算ミスなどの致命的なミスを引き起こします。
 
そのような組織やチームとしてのムダ・ミスをできるだけ無くすために投資銀行ではExcelのフォーマットが徹底的に決まっており、そこから外れるとこっぴどく叱られるそうです。
 
外資系金融マンというとバリバリExcelを複雑に使いこなして凡人じゃ理解できないようなレベルのアウトプットを出しまくるイメージですが、全くその逆。
誰にでも理解できる、見やすくてシンプルなExcelを徹底的に作るのだそうです。
 
関数やマクロをほとんど使わないと聞いて驚きましたねー!
 
そこらへんに関して詳しい記述が約120ページに渡って載っています。
 
もし組織やチームの中で、Excelの作り方が統一されていなくてロスを生んでいる、と思うのなら参考にしてみると良いかもしれません。
 
しかし、1・2章に関しては組織やチーム単位の話で個人の効率を上げる話ではないので、そこらへんに興味のない方は読み飛ばしてしまっても良いかもしれません!
 
 

第3章 個人の効率を上げる

やっとここで仕事を進める上で個人の効率を上げる話が出てきます。
 
ここではショートカットキーが出てきますが、正直特別な話はなく他の本の方が細かいExcelのショートカットキーに関して載っているかもしれません。
 
フィルターやピボットテーブルなどの話は出てきません。
 
まあ逆にここで取り上げられているショートカットは非常に重要なので順番に見ていきましょう!
 

Ctrl系

Ctrl+矢印:端のセルへ移動

これは大丈夫ですかね?めちゃくちゃ良く使うので覚えておきましょう!
 

Ctrl+Shift+矢印:選択して端のセルへ移動

これも非常に重要なので是非覚えておきましょう!
 

Ctrl+A:表全体を選択

他の資料に張り付ける時に表全体を選択する場面ってありますよね?
そんな時はこれ!毎回Ctrl+Aで一発です。
 

ALT系

ALT系のショートカットを使っている人はそれほど多くないはず!
 
そういう方は一回Excel上でALTを押してみてください。
 
上のツールバーにアルファベットが現れます。
その次に飛びたいタブのアルファベットを押します。
そうするとそのタブに飛び、またアルファベットが現れます。
そうやってどんどん連続してキーを押していくことで望みの操作がキーだけでできるんです。
 
例えばフォントの色を変えたいとき。
 
ALT→H(ホーム)→F(フォント)→C(カラー)で変えることができます。()内は僕が勝手に命名したものです。
 
このようにALTから連続してキーを押していくことで普段良く使う機能に素早くアクセスすることができます。
 
この機能は仕事を進めていく上でよく使う機能があれば随時覚えていくと良いでしょう!
 

トレース

第1・2章でも少し触れられているのですがトレースという機能が非常に便利です。
 
数式の間違いを簡単に見つけることのできる機能です!
 
あるセルとあるセルの対応関係が矢印で出てくるので数式の可視化ができます!
 
数式タブのワークシート分析から呼び出せるのですが面倒なのでショートカットキーALT+M+Pで呼び出しましょう!
 

第4章 応用

第4章ではこれまでの章をふまえて、予測シミュレーションを行っていきます。
 
マクドナルドや俺のイタリアンなどの例も交えながら進んでいくので非常に面白いです。
 
ここで1問。この章で述べられていた面白い問いを挙げてみましょう!
 
あるレストランの需要が来月は増えお客さんが10%増加します。
もし価格をそれに合わせて10%上げれば客数は今月と変わらなくなるそうです。
お店としてはどのように意思決定すればよいですか?
 
色々な答えがあると思いますが、どうでしょう?
 
一瞬この問題を見た時、どちらにしろお店の利益は変わらないなーと思いませんでしたか?
もし思っていないなら鋭い!
 
実はこれ、利益に直すと全然違うんですね!
 
このお店の平均単価が1000円原価が500円だとします。そして客数が100人/月。便宜上お客さんは一人一つしか頼まないとしますね。
 
すると客数が10%増えた場合の利益は、500×100×1.1=55000円
単価を10%増やした場合の利益は、600×100×1=60000円
 
利益ベースで見ると、単価を上げたほうが賢いのです。
 
こう改めて考えてみると当たり前だけど意外と気付いていない数字の罠をExcelで徹底的に解いていこうと筆者は言っています。
 
是非実践してみてくださいね!
 
ちなみにExcelではないのですがPCでの作業効率を上げるための記事を「作業効率爆上がり オススメショートカットキーWindows編」に書いているので是非見てみてください!
 
 
 
 
 
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