こんにちは!元アウトドア店員のウマたん(@umatan_ushitan)です!
今やアウトドアでも街なかでも大定番となっているノースフェイスの「マウンテンジャケット」と「マウンテンライトジャケット」。2つのジャケットの違いについて徹底的に迫っていきますよ!
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ノースフェイスといえば、といっても過言ではないほど定番となっている2つのジャケットですが、その違いについては意外と知られていないかと思います。
マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケット、最近よく聞くからウシたんもほしいんだけど…見た目もそっくりでどっちを選べばいいかわからないよウマたん!
確かに見た目はかなり似ているんだけど、実は細かいところでは結構違いがあるんだよ!
今日はマウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットの違いについて比較したから見てみよう!
今回よく似た特徴を持つ2つのジャケットを徹底的に比較しました。
マウンテンジャケット、もしくはマウンテンライトジャケットを着てみたい!と検討している方、是非参考にしてみてください。
マウンテンジャケットについては以下の記事で詳しく説明しているので、こちらも合わせてどうぞ!
それでは見ていきましょう。
目次
ノースフェイス「マウンテンジャケット」と「マウンテンライトジャケット」の基本情報
まずは基本情報から見ていきましょう。
ノースフェイスの「マウンテンジャケット」と「マウンテンライトジャケット」は、どちらもブランドの定番アイテムですが、実際には異なる特徴を持っています。
マウンテンジャケット
登山やスノーアクティビティなど、過酷な環境での使用を想定した高性能モデル。
ゴアテックスを使用した防水・防風性能が特徴です。
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マウンテンライトジャケット
マウンテンジャケットよりも軽量で、日常使いにも適したモデル。
アウトドアからタウンユースまで幅広く活躍します。
マウンテンジャケットより価格が安いのも特徴です。
どちらも高い品質を誇りますが、それぞれの用途に応じて選ぶことが重要です!
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ノースフェイス「マウンテンジャケット」と「マウンテンライトジャケット」の機能の違い
それでは、マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットの機能の違いについて見ていきましょうー!
以下のYoutube動画でも詳しく解説していますのでご覧ください!
フードの作り
実は結構違いがあるのがこのフード。マウンテンジャケットのフードはマウンテンライトジャケットに比べ、少し大きく深い形状になっています。
左マウンテンジャケット フード先端部分が張り出している。一方マウンテンライトジャケットは一回り小さめ
これは登山やスノーアクティビティといった天候の変わりやすいシーンでの着用を想定しているためで、雨や雪の侵入を防ぐため頭をすっぽり覆うことができる構造になっています。
また先端のつばが少し長く硬い材質でできているため、フードがたれて視界を狭めてしまうのを防いでくれます。
スノースポーツ中ではよくヘルメットを着用しますが、マウンテンジャケットのフードの形状であれば問題なくヘルメットの上からかぶることができます。
ただし大きめに作られているため使わないときには首もとがもっさりとしてしまいます。
フードをそこまでかぶることがない、スッキリとしたシルエットがいい、ということでであればマウンテンライトジャケットのほうがおすすめです。
フロント部分のベルクロ
次にフロント部分止め方に注目するとマウンテンジャケットはベルクロ(マジックテープ)、マウンテンジャケットジャケットはボタンという違いがあります。
フロント部分はジッパーで止めた上に、マウンテンジャケットの場合はベルクロ、MLジャケットの場合はボタンで止める形になります。
正面から 左のマウンテンライトジャケットはボタンが見えているのでいいアクセントになっています
生地が重なっている部分の裏側、右のマウンテンジャケットは細長いベルクロとなっています
ベルクロであれば押し付ける、引っ張るだけで前を開け締めできるので、厚手の手袋などをすることが多いのであればマウンテンジャケットが便利です。
ジッパーの防水加工
細かいところではありますが、実は差があるのがジッパー部分の加工。マウンテンジャケットはジッパーと生地の接合部も防水加工となっています。
生地の部分はGORE-TEXとなっているため防水なのはもちろんなのですが、意外に水が染みてくるのがジッパーの部分です。
マウンテンジャケットはその部分をナイロン生地でカバーしているため、全体としての防水性が高くなっています。
保温性と通気性の調整
次は保湿性と通気性についてです。
2つのジャケットはハードシェルながらそれぞれGORE-TEXを使用していますので、高い防風性と、透湿性を兼ね備えていると言えます。比較的内部の気温、湿度は安定しますが、マウンテンジャケットには脇の下にベンチレーションが搭載されています。
空気を通すために大きく両サイドを開くことができますので、ジャケット内部が熱くなってきた、蒸れてしまった時には重宝します。
マウンテンライトジャケットにはこの機能がありません。
ジャケットを着ながら激しい動きをすることを想定するのであればマウンテンジャケットのベンチレーション機能が非常に役立つはずです。
パウダーガード
次は内部に注目してみましょう。マウンテンジャケットにはパウダーガードが搭載されています。
画像オレンジの部分(わかりやすいよう着色しています)
これは新雪などが積もった中で活動しても、ジャケット内部に雪が入ってくることを防いでくれます。
使わないときにははずすことができるんだね。
雪山などよりハードなシーンでの利用を想定しての機能になりますので、ピクニックやキャンプ、街なかで着て楽しむのであればマウンテンライトジャケットで十分かと思います。
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ノースフェイス「マウンテンジャケット」と「マウンテンライトジャケット」のおすすめ使用シーン
このように、マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットはそれぞれ異なるシチュエーションに最適化されており、自分のアクティビティや環境に合わせて選ぶことで、より快適にアウトドアを楽しむことができます。
それぞれのジャケットのおすすめ使用シーンも紹介します!
マウンテンジャケットのおすすめ使用シーン
マウンテンジャケットは、特に過酷な環境下でのアウトドア活動に向いています。
以下のようなシーンでその機能が最大限に発揮されます。
- 冬山登山やスノーボード、スキー: 防寒性と防水性が非常に高く、寒冷地でのアクティビティに最適です。脇下のベンチレーションやパウダーガードなど、激しい運動や雪の侵入を防ぐ機能が豊富に備わっています。
- 悪天候下での活動: 大きなフードやベルクロ式のフロント部分は、強風や豪雨時にも安心して使用でき、ヘルメットの上からでもフードを被れるため、スノーアクティビティやクライミングに非常に適しています。
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マウンテンライトジャケットのおすすめ使用シーン
一方、マウンテンライトジャケットは、軽量さと汎用性を重視しており、以下のようなシーンに適しています。
- ハイキングやキャンプ: 軽さと動きやすさを兼ね備えたデザインは、軽度なアウトドア活動に最適です。春や秋のハイキング、キャンプでは、軽量で持ち運びも容易なこのジャケットが活躍します。
- タウンユースや日常使い: シンプルでスタイリッシュなデザインは、街中での着用にも適しており、カジュアルなスタイルに合わせやすいのが特徴です。アウトドアだけでなく、日常的な防寒着としても優秀です。
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マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットの重量・サイズ感の違い
パッと見では大きな違いのない2つのジャケットですが、実は重さ、サイズ感に違いがあります。
まず重さですが、マウンテンジャケットの880g(Lサイズ)に対してマウンテンライトジャケットは705g(Lサイズ)となっており、一回り軽く作られています。
続いてサイズ感ですが、マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットでは着丈に若干の差があるため要注意です!
マウンテンジャケット寸法
着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 | |
---|---|---|---|---|
XS | 70 | 54 | 43 | 63 |
S | 72 | 56 | 44 | 66 |
M | 74 | 58 | 46 | 68 |
L | 76 | 60 | 47 | 70 |
XL | 78 | 62 | 49 | 72 |
XXL | 80 | 64 | 50 | 75 |
それと比較して以下がマウンテンライトジャケットのサイズ寸法!
着丈 | 身幅 | 裄丈 | |
---|---|---|---|
S | 71 | 57 | 84 |
M | 73 | 59 | 87 |
L | 75 | 61 | 90 |
XL | 77 | 63 | 93 |
XXL | 79 | 65 | 96 |
腕の周りの寸法は公式上も統一されていないので、「着丈」「身幅」で比較して見てください。
176cm65kgでSサイズを着用した例は以下のとおりです。普段、他のノースフェイスジャケットは大抵Mサイズを着用しているのですが、マウンテンジャケットはSサイズを着用しています。
マウンテンジャケット、マウンテンライトジャケットともにジップインジップ(ジッパー式のインナーを中に装着することができる機能)があるため、サイズ選びの際には少し大きめを選ぶことをおすすめします!!
ジップインジップについては以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ確認してみてください。
買う前には一度試着してみるのが吉だね!!
マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットの価格の違い
そして最後は価格!ここまでいろいろな機能を見てきましたがやはりよりハードなシーンでの利用を想定している分マウンテンジャケットのほうが高機能です。そしてもちろん価格もお高めになっています。
現在公式オンラインショップ上では
マウンテンジャケット 55,000円
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マウンテンライトジャケット 39,600円
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で、マウンテンジャケットのほうが1.4倍程高くなっています。
機能の中で自分に必要、不要を見極めてコスパの良いものを選んでくださいね。
マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットの違い まとめ
ここまでマウンテンライトジャケットとマウンテンジャケットの違いを7つ見てきました。
まとめると…
マウンテンジャケット | マウンテンライトジャケット | |
フードの作り | 雪や雨の中でも快適に使用できる大きめの作り | スッキリとしたシルエット |
フロント部分のベルクロ | ベルクロあり、厚手の手袋等をしていても簡単にフロントを止めることが可能 | ボタン式、ワンポイントとしても存在感あり |
ジッパーの防水加工 | あり | なし |
脇下のベンチレーション | あり | なし |
パウダーガード | あり | なし |
重さ・サイズ感 | 880g(Lサイズ) マウンテンライトジャケットと比べやや大きめ | 705g(Lサイズ) |
価格 | 定価 55,000円 | 定価 39,600円 |
こんなにも違いがあったなんて、、、!ウシたん両方欲しくなっちゃったよ!!
雪山であったり気温の変化の激しいシーンでの利用を想定するのであればマウンテンジャケットの様々な機能が非常に役立ちます!
一方キャンプやピクニックといったライトなアウトドアレジャーやタウンユースが使い方のメインという方、もしくはこれまでハードシェルのジャケットを試したことがない方の入門編としてはマウンテンライトジャケットがおすすめです!
両方ともカラーバリエーションが豊富だから、街へお出かけ用のマウンテンライトジャケット、登山などのアクティビティ用としてマウンテンジャケットをそれぞれ揃えちゃうのもありかもね!!
ぜひ皆さんも自分にあったジャケットを探してくださいね。
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ノースフェイスのアウターについては以下の記事でより詳しく紹介していますのでチェックしてみてください!