世界の果てまでイッテQで取り上げられたことにより、日本でも知名度の高いスペインのイカれた祭りトマト祭りこと「トマティーナ」。
そんなトマト祭りは、非常に魅力的で他の国では決して体験できないエキサイティングな経験ができること間違いなしなのですが、注意しなくてはいけないこともいくつかあります。
そこで、この記事ではトマト祭りの魅力と共に必要な持ち物・注意点についてまとめていきます!
目次
トマト祭りとは
トマト祭りは毎年8月最終週の水曜日に行われます。
場所はスペインのバレンシア州にあるブニョールという小さな街。バルセロナから車で5時間ほどに位置します。
日帰りで行くことも可能ですが、出来ればバレンシアに宿泊する方がオススメです。ただトマト祭りの時期は、宿が取れない可能性があるので早めに宿を押さえておく必要あり!
入場料は10ユーロですが、定員制なのと予約サイトが日本語対応していないので、ツアー会社を使った方が安心です。僕はツアー会社を使って行きました。そっちの方が日本人もいるし安心です。
トマト祭りでは、まず9時から石鹸で塗り固められた棒の上のハムを取り合う合戦が始まります(なんだそれ!笑)
実際に参加してるのは一部で他の人は周りから眺めている野次馬。
棒の上のハムが取られたらトマト祭りが始まるというルールらしいのですが・・・まぁヌルヌルでハムまで到達することはほぼ不可能。
トマト祭り本番は、予定通りの11時に始まることがほぼ間違いないです!
11時になるとそこは地獄絵図。トマトを配給するトラックが通りに入ってきて、トマトを参加者に投げ込みます。
それを拾って参加者同士で投げまくる。
とにかく、投げて投げて投げまくる。1時間はあっという間に終わり、終了後は投げるのは禁止。
みんなでトマトまみれになりながら写真を撮ります。
トマト祭りの起源は定かではありませんが、一説によると街での喧嘩が発祥だそう笑
トマト祭りの魅力
こんな狂った祭りトマト祭りの魅力について見ていきましょう!
とにかく非現実的!狂ったように楽しめる!
とにかく知らない人でも関係なし!トマトを投げまくってトマトまみれになります。
もう何が何だか分からない。非現実の世界が広がっています。
逆にこれを一回経験してしまうと中々元の世界に戻れないくらいの非現実っぷりです。
もし日々の生活でストレスを感じているならトマト祭りでパーっとはじけちゃいましょう!
絶対に人生で1回は行くべきお祭りです!
お酒を飲みながら待つ時間もまた醍醐味
トマト祭りでは、至る所でお酒や食べ物が売られています。
駐車場からトマト祭り会場までは20分ほど歩くことになるのですが、その間でたくさんのお酒を買うことができます。しかも比較的安い!
お酒を飲み過ぎると危険なので注意が必要ですが、楽しめる程度に程よく飲んでトマト祭りに備えましょう!
お酒を飲んでトマト祭り開始を待つところも1つの醍醐味です。
始まるまでに色んな人と交流することができます。トマト祭りには色んな国から参加者がいるので、是非仲良くなって交流を深めましょう!
インスタ映え
やはりトマト祭りのもう一つの良さは最高の写真が撮れるところ!
トマトまみれになった写真を撮って一生の思い出にしましょう!
写真を撮る際は必ず、防水ケースにスマホを入れて撮影しましょう!ちなみに僕は以下の防水ケースを持っていきました。
トマト祭りの注意点
そんな魅力たっぷりのトマト祭りですが、いくつか注意点があります。
順番に見ていきましょう!
日帰りで行く場合は、朝がめちゃ早い
日帰りで行く場合は、移動に数時間かかるので朝がめちゃ早いです。
僕の場合、バルセロナからバスで向かったので早朝2時にバルセロナを出発しブニョールに7時着という感じ。
正直、バレンシア周辺にホテルを取っておいた方が時間に余裕を持って楽しめるのでそちらの方が良いかと。また、トマト祭りには前夜祭なるものが存在するのでバレンシア周辺にホテルを取っておけば前日に参加することも可能です。
次行くときはバレンシアに宿泊することを目論んでます。
トマト配給車が危険
11時になると、人がひしめく街道に強引に配給車がなだれ込んでくるわけですが、結構危険です。
轢かれてケガする人も出てくるのでは?と思うくらい。
なるべく配給車が通る時は注意して街道にはみ出ないようにしましょう!
トマトが結構痛い
普通にトマト痛いです。
ちゃんと芯が残っていて、硬いトマトが普通に飛んできます。
マジで痛いので注意した方が良い。顔とかにもガンガン当たってきます。
自分が投げる時は、潰して柔らかくして投げるようにしましょう!
シャワーがなかなか浴びれない
トマト祭りにはシャワー施設がなく、参加者は自分たちで体を洗い流すことになります。街の人が融資で放水してくれているのですが、なんせ人が多いので争奪戦。
トマトまみれになった後、しばらくは洗い流せないと思った方が良いでしょう。しかも、ようやく放水を浴びれたとしてもしっかり洗い流せるわけではなく簡易的に洗い流すことになります。
バルセロナまでの5時間近く、トマトが付着したままだったのは非常に不快でした。
トマトで湿疹が出来る可能性
これは本当に注意すべき!
所詮トマトだとは言え、色んな汚物と混ざって非常に汚い状態で体中に浴びることになります。
それをしっかり洗い流さずほっておくと、体に赤い湿疹や腫れができることに・・・
実際に僕はトマト祭りの翌日、体中に湿疹が出来て大変なことになりました。
防ぐためには、必ず体をしっかり洗い流すこと。出来るだけトマト祭りの会場で流した後、ホテルに戻ったら石鹸で体中を隅々までゴシゴシ洗いましょう。
もしそれでも症状が出てしまった場合はスペインで購入した以下の薬が良く効いたので試してみてください。
ところどころにある薬局で購入できると思います。
トマト祭りに必要な持ち物
トマト祭りを本気で楽しむために必要な持ち物を最後にまとめておきます!
捨てても良い衣服
トマトまみれになった衣服は、最終的に捨てることになります。
必ず捨ててもよい衣服で行くようにしましょう!ちなみにお祭り気分を味わうなら祭りの文字が入った「はっぴ」を着ていくことをオススメします!
日本人で「はっぴ」を着ている人は何人かいましたが、全体から見るとかなり目立ちます。海外の人からの反応が良く、仲良くなることができました。
ほとんどの人がトマトが際立つように白い服を着ていますので、白い服もオススメです!
捨てても良い靴・サンダル
捨てても良い靴・サンダルで行くようにしましょう!洗い流して再利用することもできますが、トマトの臭いが残ってしまうので出来れば捨てる方が無難です。
サンダルで行くことも可能ですが、必ずかかとが付いているタイプを履いていくようにしましょう!あまりにも激しいので脱げてしまいます。
僕は、履きつぶしたニューポートH2を履いていきましたが、新たに購入する場合は安めのクロックスなどを購入すると良いでしょう。
防水スマホケース
トマト祭り中に写真を撮る上で必須なのが防水スマホケース。
基本どれでも問題ないと思いますが、以下のスマホケースは防水性抜群でした。
その後、海でも使用しましたが問題なく機能していました。
当日は、この防水スマホケースにスマホ他小物を入れて持ち運びましょう!1つでも問題ありませんが、スマホ用と小物用の二つあるとより便利です。
お金
現金でお金を少し持っていくと良いでしょう!トマト祭り会場に到着するまでの道中でお酒やら食べ物やらをいただくことができます。
お酒はビールが4ユーロ~5ユーロ、サングリアが3ユーロ程なイメージです。その値段で相当な量入っているのでだいぶ格安です。
パスポートのコピー
パスポートのコピーが必要な場面は特にありませんが、万が一のことを想定してパスポートのコピーは身に付けておくべきでしょう。
防水スマホケースに一緒に入れておきましょう!
タオル
濡れた体を拭くためのタオルは必須です。容量を取らなくてすぐ乾く速乾タオルがオススメです。
会場には持ち込まないようにしましょう。バスや車で来場の際はそちらに置いておくように。
湿疹用のクリーム
先ほど注意点に挙げましたが、トマトによる湿疹が発生する可能性があります。
そのため、トマト祭り本番には持っていかなくても良いですが現地で湿疹用クリームを持っ用意しておいた方が良いでしょう!
普段から肌が強い人はおそらく大丈夫だと思います。
僕の場合、トマト祭りの後イビサ島というスケジュールだったので体の湿疹は最悪でした。
トマト祭り まとめ
トマト祭りの魅力・注意点そして持ち物についてみてきました!
最後にトマト祭りの魅力と注意点についてまとめておきましょう!
・とにかく非現実的!狂ったように楽しめる!
・お酒を飲みながら待つ時間もまた醍醐味
・インスタ映え
・日帰りで行く場合は、朝がめちゃ早い
・トマト配給車が危険
・トマトが結構痛い
・シャワーがなかなか浴びれない
・トマトで湿疹が出来る可能性
ぜっったいに人生で1回は行くべきなド派手なお祭り「トマティーナ」!
是非、トマト祭り「トマティーナ」に行く際は参考にしてみてください!