こんにちは!
元アウトドア店員のウマたん(@umatan_ushitan)です。
山登りって楽しいけど、滑りやすい場所も多いですよね。
せっかくのアウトドアなのに、怪我をしたら辛いですし、最悪命にも関わってしまいます…
そこで今回は、 滑らないトレッキングシューズの選び方とおすすめのモデルを紹介します。
滑りにくいシューズを選んで、安全に登山を楽しみましょう!
目次
山で滑る原因とは?
登山で滑る原因は、大きく分けて以下の3つがあります。
靴底の素材
靴底の素材は、グリップ力に大きく影響します。
一般的に、柔らかい素材はグリップ力が高いですが、摩耗しやすいため、耐久性が低いです。
逆に、硬い素材は耐久性が高いですが、グリップ力が低い傾向があります。
路面状況
濡れた路面や、岩場、砂利道などは、滑りやすいです。
また、落ち葉や木の根なども、滑る原因になります。
天候
雨や雪が降ると、路面が滑りやすくなります。
また、気温が低いと、靴底が硬くなり、グリップ力が低下します。
滑らないトレッキングシューズの選び方
滑らないトレッキングシューズを選ぶには、以下の点をチェックしましょう。
ソール
ソールは、靴底の部分のこと。
グリップ力に最も影響を与える部分なので、しっかりと選びましょう。


素材
ソールには、Vibram®やContagrip®など、様々な素材が使われています。
Vibram®は、イタリアのVibram社が開発した、高グリップソール。
Contagrip®は、フランスのSalomon社が開発した、高グリップソール。
これらの素材は、どちらも高いグリップ力を発揮します。
パターン
ソールの溝のパターンも、グリップ力に影響を与えます。
深くて細かい溝のパターンは、グリップ力が高いですが、泥詰まりしやすいというデメリットもあります。
一方、浅くて粗い溝のパターンは、泥詰まりしにくいですが、グリップ力は劣ります。
硬さ
ソールの硬さも、グリップ力に影響を与えます。
柔らかいソールは、グリップ力が高いですが、耐久性が低いです。
硬いソールは、耐久性が高いですが、グリップ力が低い傾向があります。
靴の構造・機能性


防水性
防水性のあるトレッキングシューズは、雨天時でも靴の中を濡らしません。
ゴアテックスなどの防水透湿素材を採用したシューズがおすすめです。
透湿性
透湿性のあるトレッキングシューズは、靴の中の蒸れを逃がし、快適な履き心地を保ちます。
ゴアテックスなどの防水透湿素材を採用したシューズがおすすめです。
足首のサポート
足首をしっかりとサポートしてくれるトレッキングシューズは、捻挫などのリスクを軽減します。
ハイカットのトレッキングシューズがおすすめです。
滑らないおすすめトレッキングシューズ
ではここから、アウトドアブランドが展開する滑らないトレッキングシューズをいくつか紹介します!
興味があるものは、ぜひ個別の記事も覗いてみてください!
カメレオン(メレル)

ゴアテックスとVibram®ソールを組み合わせたトレッキングシューズは、完全防水かつ高いグリップ力を誇ります!
特に、サイピングと呼ばれるカッティングソールは、濡れた路面でも滑りにくい構造です!
ただし、モデルによってはサイピングが採用されていない場合もあるため、注意が必要です。
足のホールド感と安定性を重視するなら、シャンク入りのカメレオンがおすすめです!


(2025/03/13 02:46:43時点 Amazon調べ-詳細)
カメレオンについて、詳しくはこちらの記事からぜひご覧ください!

モアブ(メレル)

モアブは高機能かつ軽量で、価格も手頃なトレッキングシューズです。
完全防水のゴアテックスと強靭なVibram®ソールを搭載し、様々な天候や足場で快適な歩行をサポートします!
アッパーにはメッシュ素材を使用し、軽量で通気性も抜群。
また、無駄を省いた設計により、ゴアテックスとVibram®ソールを搭載しながらも13800円という破格の価格を実現しています!


(2025/03/13 02:46:44時点 Amazon調べ-詳細)
モアブについて、詳しくはこちらの記事からぜひご覧ください!

ターギー(KEEN)

KEENのターギーは、独自のキーンドライ防水機能とKEEN独自のソールを備えたトレッキングシューズです!
Vibram®ソールと比較すると価格は抑えられていますが、十分な防水性とグリップ力を発揮します。
また、シャンクと呼ばれる足のねじれを防ぐプレートが搭載されており、足場の悪い場所でも安定した歩行が可能です!
アッパーには上質なヌバックレザーを使用しており、ターギーIIの方がターギーIIIよりもレザーの質が良いと感じる人もいます。


(2025/03/12 18:05:27時点 Amazon調べ-詳細)
ターギーについて、詳しくはこちらの記事からぜひご覧ください!

スノーショット(ノースフェイス)

スノーショットは、Primaloftの保温性とノースフェイス独自の防水TEKWALTERPLOOFを搭載した、機能性抜群のウィンターシューズです!
見た目に反して非常に軽量で、長時間履いても足に負担がかかりにくいのが特徴です。
また、足入れ口が柔らかく、スリッポンのように履ける手軽さも魅力です。
アウトソールは雪面でも滑りにくい防滑性の高いものが採用されており、ファッション性も高く普段使いにも適しています!


(2025/03/13 02:46:45時点 Amazon調べ-詳細)
スノーショットについて、詳しくはこちらの記事からぜひご覧ください!

KAHA 2 GTX(HOKA)

最後は、高いクッション性と耐久性を誇るトレッキングシューズ「KAHA 2 GTX」!
完全防水のゴアテックスを搭載し、リサイクルポリエステル素材を71%使用したアッパーや、耐久性とグリップ力を高めるトラクションラグを備えたVibram® Megagripによって、サステナビリティと性能を両立させたモデルとなっています!
足の形状に沿ったアキレス腱を包み込む構造になっているため、足への負担も軽減してくれます!


(2025/03/12 16:28:03時点 Amazon調べ-詳細)
滑らないトレッキングシューズのメンテナンス方法
滑らないトレッキングシューズを長く愛用するためには、適切なメンテナンスが必要です。
ソールの汚れを落とす
登山後は、ソールの泥や汚れをブラシなどで丁寧に落としましょう。
泥や汚れが付着したままだと、グリップ力が低下する原因になります。
防水スプレーをかける
防水スプレーをかけることで、シューズの防水性を高め、劣化を防ぐことができます。
防水スプレーは、定期的にかけ直すようにしましょう。
乾燥させる
濡れたシューズは、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
直射日光に当てると、シューズが変形したり、劣化したりする原因になります。
保管方法
シューズを保管する際は、高温多湿の場所を避け、風通しの良い場所に保管しましょう。
また、シューズ同士が重ならないように、間隔を空けて保管しましょう。
滑らないトレッキングシューズまとめ
この記事では、滑らないトレッキングシューズの選び方と、おすすめのモデルを紹介しました。
滑りにくいシューズは、安全な登山のために欠かせない装備です。
今回紹介した選び方やおすすめモデルを参考に、自分にぴったりの滑りにくいトレッキングシューズを見つけてください。
そして、快適で安全な登山を楽しみましょう!
他にもトレッキングシューズを紹介している記事があるので、こちらもあわせてご覧ください!


